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高校生のフィリピン留学ガイド|費用相場から単身渡航の安全対策まで

フィリピン留学
フィリピン留学

夏休みや春休みを利用した高校生のフィリピン留学を検討すると、現地の治安や生活環境、未成年の単身渡航に必要な出入国手続き、総額費用が気になるところです。

短期間で集中的に英語力を伸ばす手段として、フィリピン留学は有力な選択肢の一つといえます。目的や期間に合うスタイルを選び、安全管理と費用を渡航前に確認しておきましょう。

この記事では、目的別に選べる4つの留学スタイルをはじめ、期間別の費用相場や欧米との比較、18歳未満の安全管理や渡航手続きについて解説します。

高校生での留学を具体的に検討している方はぜひ参考にしてください。

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  1. 高校生のフィリピン留学4つのスタイル|期間と目的別の選び方
    1. 【短期集中】夏休み・春休みの語学留学|1〜4週間で挑戦
    2. 【試験対策】英検・IELTS対策プラン|大学受験に備える
    3. 【引率付き】初めてでも安心なジュニアキャンプ|往復サポート
    4. 【中長期】休学・セメスター留学|本格的な英語力習得と現地体験
  2. 高校生のフィリピン留学にかかる費用相場と総額の目安
    1. 4つの留学スタイル別に見る費用相場|期間と料金の違い
    2. 欧米留学との総額比較|フィリピンの費用を抑えやすい理由
    3. 見落としやすい追加費用|現地支払い費用(SSP等)と実費
    4. 留学費用を抑える節約術と「トビタテ!留学JAPAN」の活用
  3. 18歳未満の単身渡航を守る安全対策と生活管理・WEG手続き
    1. 全寮制キャンパスの生活環境|24時間警備と門限ルール
    2. 体調不良やトラブル時の医療サポート|校内対応と日本語支援の確認
    3. 本人の性格に合う校風選び|スパルタ校とセミスパルタ校の違い
    4. 15歳未満のWEG申請と15歳以上の単身渡航ルールの違い
  4. 日本の高校への復学と大学進学|総合型選抜や推薦入試への影響
    1. 日本の在籍高校への事前相談と単位認定のポイント|最大36単位
    2. 総合型選抜や推薦入試で留学経験を自己PRに活かす方法
  5. 事前に理解しておきたいフィリピン留学のデメリットと注意点
    1. 短期留学だけで英語力は完成しない|渡航前後の継続学習
    2. 日本と異なる通信環境・食事・衛生面への準備と心構え
  6. 高校生向けフィリピン留学のおすすめ留学サービス3選
    1. 【単身短期・試験対策】英語力強化と出発前学習に強い「StudyIn」
    2. 【ジュニア・長期】中高生専用プランと手厚いサポートの「成功する留学」
    3. 【夏休み短期】中高生向け定額プランで費用を抑えやすい「スマ留」
  7. 高校生のフィリピン留学に関するよくある質問
    1. Q1. 英語が全く話せない初心者でも授業についていけますか?
    2. Q2. 高校生が1人で飛行機に乗って単身渡航できますか?
    3. Q3. 高校生におすすめの都市や地域はどこですか?(セブ島など)
    4. Q4. 1〜2週間の短期留学でも効果を実感できますか?
    5. Q5. 日本の高校を休学せずに留学することは可能ですか?
    6. Q6. フィリピンの治安は高校生でも大丈夫ですか?
    7. Q7. 保護者は現地の子どもの様子を確認できますか?
    8. Q8. 親を説得するためのポイントや準備は何ですか?
    9. Q9. 高校生が応募できる奨学金制度はありますか?
  8. まとめ
    1. この記事でご紹介したおすすめ留学サービス一覧

高校生のフィリピン留学4つのスタイル|期間と目的別の選び方

高校生のフィリピン留学4つのスタイル|期間と目的別の選び方

高校生活と両立させながら学習効果を高めるには、目的に合ったスタイルを選ぶことが重要です。

高校生が選択できる4つの留学スタイルの特徴を確認しましょう。

  • 【短期集中】夏休み・春休みの語学留学|1〜4週間で挑戦
  • 【試験対策】英検・IELTS対策プラン|大学受験に備える
  • 【引率付き】初めてでも安心なジュニアキャンプ|往復サポート
  • 【中長期】休学・セメスター留学|本格的な英語力習得と現地体験

【短期集中】夏休み・春休みの語学留学|1〜4週間で挑戦

日本の高校の長期休暇を利用し、休学せずに1〜4週間で挑戦できるのが短期集中スタイルの大きな強みです。

フィリピンの語学学校では、1日4〜6コマのマンツーマンレッスンを中心に、少人数グループ授業を組み合わせたカリキュラムが組まれます。

欧米圏のグループレッスンとは異なり、周囲の目を気にせず自分のペースで発話できるため、英語への苦手意識や恥ずかしさを短期間で払拭できる点が大きな魅力です。

部活動や学校行事の合間を縫って参加しやすく、初めて単身で海外へ渡航したい高校生にとって有力な選択肢といえます。

このプランを実現できる代表的な留学サービス

スマ留の「中高生向け短期留学プラン」なら、1週間からの超短期渡航をシンプルな定額制で手配できます。

授業料や滞在費、未成年サポート費が最初から含まれており、夏休みや春休みの短期集中に最適です。

【試験対策】英検・IELTS対策プラン|大学受験に備える

大学受験や総合型選抜を見据えて、英検準1級やIELTSのスコア取得を目指す特化プランです。

日本人留学生がつまずきやすいスピーキングやライティングに焦点を当て、専門講師が1対1で徹底指導を行います。過去問演習や模擬試験をカリキュラムに組み込んでいる学校が多く、短期間で弱点を集中的に補強できる点がメリットです。

なお、一部の学校にある「点数保証コース」は、一般的に12週間以上の滞在や入学時の基準スコアが条件となります。数週間の短期滞在では、通常対策コースが選択肢です。

このプランを実現できる代表的な留学サービス

StudyInでは、点数保証や公式試験会場の認定校など、英検・IELTS特化の語学学校を厳選手配できます。

大学入試で重視されるスピーキングや英作文に特化し、専門講師とマンツーマンで弱点を克服します。

【引率付き】初めてでも安心なジュニアキャンプ|往復サポート

日本の主要空港から日本人スタッフが同行し、往復のフライトから現地生活まで手厚く見守る団体プログラムです。

春休みや夏休みの固定日程で催行され、滞在中は専任の見守りスタッフ(Guardian Teacher)が生活面をサポートします。平日の英語レッスンのほか、週末のアイランドホッピングやボランティア活動などのアクティビティがセットになっている点も特徴です。

出入国手続きや航空機の乗り継ぎに不安がある方や、保護者が24時間の安全管理を最優先したい家庭に適したプログラムです。

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成功する留学の「往復引率付きジュニアキャンプ」なら、日本の主要空港からスタッフが全行程に同行します。

現地生活の見守りや週末のアクティビティまで一括管理され、1人での海外渡航が不安な生徒でも安心です。

【中長期】休学・セメスター留学|本格的な英語力習得と現地体験

日本の高校を1学期程度休学し、3〜6ヶ月にわたって本格的な英語力習得を目指す長期プランです。

日常英会話のレベルを超え、英語でのプレゼンテーションや論文執筆、ディスカッション能力を徹底的に磨き上げます。将来的な海外大学への進学や、国内難関大学の総合型選抜で強力な実績を作りたい生徒に向いているプランです。

このスタイルを選ぶ際は、休学手続きや帰国後の進級条件について、渡航前に在籍高校の教員と綿密に相談しておく必要があります。

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成功する留学では、日本の高校で単位認定を受けるための英文シラバス手配や、休学手続きを一貫相談できます。

35年以上の実績を基に、帰国後の進級に影響を出さない長期留学プランを学校選びから丁寧に支援します。

高校生のフィリピン留学にかかる費用相場と総額の目安

高校生のフィリピン留学にかかる費用相場と総額の目安

フィリピン留学は、欧米圏への留学と比較して大幅に費用を抑えられる点が大きな魅力です。

ただし、パンフレットに記載されている学費や寮費のほかに、現地で支払う諸費用や渡航準備の実費が発生するため、総額ベースで全体の予算を把握することが不可欠といえます。

費用を比較する際は、期間別の相場と欧米との差に加え、見積書に含まれない実費の内訳も確認しましょう。

  • 4つの留学スタイル別に見る費用相場|期間と料金の違い
  • 欧米留学との総額比較|フィリピンの費用を抑えやすい理由
  • 見落としやすい追加費用|現地支払い費用(SSP等)と実費
  • 留学費用を抑える節約術と「トビタテ!留学JAPAN」の活用

4つの留学スタイル別に見る費用相場|期間と料金の違い

留学スタイルや滞在期間によって、必要となる総額費用の目安は大きく変動します。

以下の表に、航空券や海外旅行保険、現地納入金を含めた一般的な総額相場をまとめました。

留学スタイル 総額費用の目安(渡航実費含む)
短期集中(1週間) 約15万〜25万円
短期集中(4週間) 約30万〜45万円
試験対策(4週間) 約32万〜48万円(通常コース+週1〜2万円程度)
ジュニアキャンプ(2週間) 約35万〜50万円(引率・アクティビティ込)
中長期・休学(3ヶ月) 約80万〜120万円

短期集中型であればビザ延長が不要なため割安ですが、ジュニアキャンプは人件費や送迎が含まれるパッケージ料金のため、一般の語学留学より高めに設定されています。

欧米留学との総額比較|フィリピンの費用を抑えやすい理由

欧米圏(アメリカ、カナダ、オーストラリア)と比較すると、フィリピン留学は総費用を大幅に低く抑えることが可能です。

1ヶ月滞在した場合の主要国との総額を、以下の表にまとめました。

国・地域 1ヶ月の総額費用と主な滞在形態
フィリピン(セブ島等) 約30万〜45万円(マンツーマン中心・全寮制3食付き)
アメリカ 約44万〜72万円(グループ授業・ホームステイ等)
カナダ 約40万〜70万円(グループ授業・ホームステイ等)
オーストラリア 約55万〜86万円(グループ授業・ホームステイ等)

費用差が生まれる背景の一つは、多くのフィリピンの語学学校が全寮制で、授業料・寮費・平日1日2〜3食をまとめたプランを用意している点です。

通信費や交通費、外食費などは別途必要ですが、宿泊費と日常の食費をまとめて管理できるため、現地生活費を抑えやすくなります。

さらに、日本からの往復航空券がLCC直行便の利用で約4万〜10万円と安価な点も、総額を圧縮できる理由です。

見落としやすい追加費用|現地支払い費用(SSP等)と実費

留学費用を計算する際は、契約時の見積書に含まれない追加実費の確認を怠ってはなりません。

費用は「現地で学校へ納入する費用」と「日本国内で事前に支払う費用」の2種類に分かれます。

現地で学校へ支払う実費(SSP・ビザ延長・教材費)

語学学校へ到着した初日のオリエンテーション時には、現地通貨(フィリピンペソ)の現金で支払う諸費用があります。

費目 金額の目安
SSP(特別就学許可証)法定手数料 5,240ペソ+50米ドル相当
学校請求SSP実費(申請代行費込) 約6,500〜7,800ペソ(約1.7万〜2.1万円)
観光ビザ延長費(31日以上/学校請求例) 初回約4,460〜5,130ペソ(代行料等を含み、学校により異なる)
ACR I-Card(59日超滞在時) 約3,600〜4,100ペソ(約1万円)
教材費・光熱費・寮デポジット 月あたり約5,000〜8,000ペソ(約1.3万〜2.1万円)

SSPは滞在期間に関係なく、フィリピンで学ぶすべての留学生に取得が義務付けられている法的な許可証です。

学校からは申請代行手数料などを含む金額が請求されるため、法定手数料と学校請求額を二重に合計せず、見積書で内訳を確認してください。

日本で事前に支払う実費(航空券・海外保険・WEG費)

日本を出発する前の段階でも、見積もり外の実費が複数発生します。往復航空券代として約4万〜10万円、海外旅行保険料として1ヶ月あたり約1万〜2万円が別途必要です。

高校生単身での渡航では、現地での体調不良やキャッシュレス診療に備え、手厚い保険への加入が欠かせません。

また、15歳未満の生徒が単身渡航する場合は、WEG申請に伴い、国内書類の認証費用や到着時の手数料3,120ペソ、利用する場合は代行手数料が発生します。

国内手続きは、駐日フィリピン大使館で親権者が署名・公証を受ける方法と、日本の公証役場で認証後に外務省のアポスティーユを取得する方法のいずれかです。

加えて、一部のエージェントでは18歳未満の単身渡航者に対して未成年サポート料金(4万円程度)が加算される場合があるため、事前見積もりでの確認が肝心です。

留学費用を抑える節約術と「トビタテ!留学JAPAN」の活用

無理のない予算で留学を実現するには、閑散期の利用や複数人部屋の選択が効果的です。

7〜8月の夏季ハイシーズンを避け、春先や秋口のオフシーズンを選ぶと航空券や学校料金を抑えられます。また、1人部屋ではなく2〜4人部屋を選ぶことで、寮費を数万円単位で節約可能です。

公的奨学金「トビタテ!留学JAPAN」の活用

文部科学省の給付型奨学金「トビタテ!留学JAPAN(高校生等対象)」を利用する方法もあります。

2026年度は家計基準内で月額12万円、基準外で月額6万円、留学準備金21万円が給付されます。

応募は在籍高校を通じた選抜制度のため、次回募集案内が出次第、早めに担当教員へ相談しましょう。

18歳未満の単身渡航を守る安全対策と生活管理・WEG手続き

18歳未満の単身渡航を守る安全対策と生活管理・WEG手続き

高校生が単身でフィリピンへ渡航するにあたり、保護者にとって最大の懸念事項となるのが現地の治安や生活環境です。

フィリピンの語学学校では、24時間警備の全寮制キャンパスや門限管理などにより、未成年者が外部の治安リスクに接する機会を抑える対策が取られています。

さらに、出入国管理法上、満15歳を迎えているかどうかで必要な渡航手続きが大きく分かれます。

  • 全寮制キャンパスの生活環境|24時間警備と門限ルール
  • 体調不良やトラブル時の医療サポート|校内対応と日本語支援の確認
  • 本人の性格に合う校風選び|スパルタ校とセミスパルタ校の違い
  • 15歳未満のWEG申請と15歳以上の単身渡航ルールの違い

全寮制キャンパスの生活環境|24時間警備と門限ルール

語学学校の敷地内には校舎や学生寮、食堂、クリニック、自習室が一体化しており、外部に出ずに生活しやすい構造です。

敷地ゲートには警備員が24時間常駐し、部外者の立ち入りを制限しています。入退館時の専用IDカードによるチェックも、リスクを抑えるセキュリティ対策の一例です。

また、高校生の単身留学生には平日の外出禁止や夜間門限(21時〜22時など)が設けられる場合があります。無断外泊を認めない学校もあり、夜間の繁華街でトラブルに巻き込まれるリスクを抑えられます。

体調不良やトラブル時の医療サポート|校内対応と日本語支援の確認

校内ナースや提携病院を設ける学校もあります。日本人スタッフが常駐する学校では、病院への付き添いや通訳に対応する場合があるため、申込前に対応時間と費用を確認してください。

海外旅行保険のキャッシュレス診療も、契約プランと提携医療機関の条件を満たす場合に利用できます。

海外旅行保険の加入における注意点

クレジットカード付帯保険は補償額や適用条件に制限があり、キャッシュレス診療非対応の場合があります。

高校生の単身渡航では、十分な治療・救援費用をカバーする留学生向けの包括的保険へ加入しておきましょう。

本人の性格に合う校風選び|スパルタ校とセミスパルタ校の違い

フィリピンの語学学校は、校則の厳しさによって「スパルタ校」と「セミスパルタ校」の2種類に大別されます。

両者の規律の違いと特徴を整理しました。

校風タイプ 学習・生活規律の特徴と向いている生徒
スパルタ校 平日外出禁止、単語テストや義務自習あり。1日10時間以上の学習でスコア向上を狙う生徒向け。
セミスパルタ校 規定クリアで門限まで外出許可。適度な自主性を重視し、息抜きを挟み滞在したい生徒向け。

どちらが優れているという基準はなく、本人の自立度や性格に合わせて無理のない環境を選ぶことが継続の鍵といえます。

15歳未満のWEG申請と15歳以上の単身渡航ルールの違い

フィリピンの入国手続きでは、「15歳の誕生日」を境にWEG申請の要否が分かれます。

渡航日時点の正確な実年齢に基づいて必要書類を準備してください。

【14歳以下】親の同伴なし入国に必要なWEG申請手順

親が同伴せず単身で渡航する14歳以下の未成年者は、フィリピン入国管理局へのWEG申請が法的に義務付けられています。

国内書類の認証で利用するのは、以下の大使館ルートと公証役場ルートのいずれか一方です。

手続きの区分 場所・必要書類と費用目安
国内書類の認証(大使館ルート) 駐日フィリピン大使館で親権者が署名・公証/通常7,500円(特急処理は追加1,500円)
国内書類の認証(公証役場ルート) 日本の公証役場で認証後、外務省アポスティーユ取得/費用は役場確認(大使館の追加認証不要)
到着時のWEG手数料 フィリピン到着時の入国審査窓口/3,120ペソ(入管公定額)

選択するルートによっては平日に公証役場や大使館へ出向く必要があるため、手続きの代行業者(行政書士等)を利用する方法もあります。

書類の不備があると入国できない可能性がある重要な手続きですので、渡航の1〜2ヶ月前から余裕を持って準備を進めましょう。

【15歳以上】単身入国が可能な高校生の必要書類と注意点

入国日時点で満15歳を迎えている高校生は、成人と同様にWEG申請なしで単身入国が可能です。

入国審査に備え、残存有効期間が6ヶ月以上あるパスポートと、出国用の航空券(30日以内の往復または第三国行き)を提示できるよう準備してください。

また、フィリピン到着予定時刻前72時間以内に、政府公式の電子申告システム「eTravel」(登録無料)へ必要事項を入力し、搭乗前に提示できるよう生成されたQRコードを保存しておきます。

利用する航空会社によっては独自の未成年搭乗同意書を求められる場合があるため、事前の規約確認も必要です。

日本の高校への復学と大学進学|総合型選抜や推薦入試への影響

日本の高校への復学と大学進学|総合型選抜や推薦入試への影響

高校生が留学を検討する際は、日本の在籍校における単位認定や復学の手続き、大学受験への影響も確認が必要です。

外国の正規高校での履修が在籍校に認定されれば、学年を落とさずに3年間で卒業できる可能性があります。

また、留学で得た検定スコアや経験は、大学入試の外部検定利用や総合型選抜に活用できます。単位認定は在籍高校に相談し、入試での活用は志望大学の募集要項に沿って準備しましょう。

  • 日本の在籍高校への事前相談と単位認定のポイント|最大36単位
  • 総合型選抜や推薦入試で留学経験を自己PRに活かす方法

日本の在籍高校への事前相談と単位認定のポイント|最大36単位

文部科学省の学校教育法施行規則では、外国の高校で履修した単位を最大36単位まで認定できる制度が定められています。

ただし、この制度は「外国の正規高等学校」での履修を対象としており、民間の私立語学学校での研修に自動的に適用されるものではありません。

語学留学で中長期滞在する場合、学校を休学して1年遅れで卒業する「休学留学」とするか、あるいは学校長の裁量で単位を認めてもらい「3年間でストレート卒業」を目指すかを選択します。

単位認定の権限はすべて在籍校の校長にあるため、渡航前に語学学校の英文シラバスを担任や教務部へ提出し、書面で合意を取り交わしておく手順が不可欠です。

総合型選抜や推薦入試で留学経験を自己PRに活かす方法

近年の大学入試において、留学経験は総合型選抜や学校推薦型選抜における有力な自己アピール材料となります。

単なる渡航事実にとどまらず、入試方式に合わせた戦略的な活用法を押さえましょう。

自己推薦書や面接で「課題・探究の成果」を言語化する

総合型選抜の出願書類や面接では、渡航前後の探究プロセスを具体的に言語化することが、自己PRの説得力を高めるポイントです。

「なぜフィリピンで学ぶ必要があったのか」という問題意識から始まり、マンツーマン授業での葛藤や多国籍な生徒との交流で得た気付き、帰国後の学習への変化をストーリーとして構築します。

早稲田大学文化構想学部のJCulP入試のように活動実績書類の提出を求める大学もあるため、現地の学習日誌や修了証、講師の評価書は大切に保管しておきましょう。

英検準1級・IELTS対策による大学入試の英語優遇制度

留学中に取得した検定スコアは、各大学の一般選抜や共通テストを利用する入試方式で、英語の得点換算・加点や出願資格への利用といった優遇につながります。

大学・入試方式の例 英語外部検定の主な優遇内容
立教大学(一般入試) 英語資格・検定試験や共通テスト「英語」を独自得点化(文学部には独自英語試験の日程あり)
上智大学(共通テスト併用型) CEFRレベル(A2以上)に応じ、共通テスト外国語の得点へ加点
早稲田大学(文化構想学部) 出願基準をクリアすることで「英語4技能テスト利用方式」に出願可能
同志社女子大学(推薦入試S) IELTS 5.5を90%換算など、規定の換算比率に基づき得点化

優遇制度の内容は大学や学部ごとに異なるため、志望校の募集要項から必要な基準スコアを逆算して留学プランを組み立ててください。

事前に理解しておきたいフィリピン留学のデメリットと注意点

事前に理解しておきたいフィリピン留学のデメリットと注意点

フィリピン留学は学習密度や費用面で多くのメリットを持つ反面、日本の快適な生活水準とは異なる新興国ならではの不便さも存在します。

渡航後のギャップや生活トラブルを防ぐためには、現地の生活環境や学習の限界を正しく認識しておくことが肝心です。

出発前に知っておくべき注意点と具体的な自衛策をまとめました。

  • 短期留学だけで英語力は完成しない|渡航前後の継続学習
  • 日本と異なる通信環境・食事・衛生面への準備と心構え

短期留学だけで英語力は完成しない|渡航前後の継続学習

1〜4週間の短期留学は発話の度胸やリスニング力の向上に優れていますが、短期間で文法や語彙を含む全技能の完成は困難といえます。

フィリピン人講師のレッスンは、原則としてすべて英語で進みます。

中学レベルの基礎的な文法や英単語が頭に入っていない状態で渡航すると、講師の解説を理解するだけで時間が過ぎてしまい、せっかくの発話機会を十分に活かすのは難しいでしょう。

現地での実践を実りあるものにするためにも、出発前に日本で基礎英語を総復習し、帰国後もオンライン英会話等で発話を継続する学習サイクルが不可欠です。

日本と異なる通信環境・食事・衛生面への準備と心構え

現地での生活ストレスを最小限に抑えるためには、日本とのインフラや衛生環境の違いを受け入れる心構えが必要です。

通信および生活衛生面における実態と事前対策を整理しました。

現地のWi-Fi事情とスマートフォンの通信環境

語学学校の敷地内にはWi-Fiが完備されているものの、夜間の利用集中時や悪天候時には速度が著しく低下することがあります。

校内Wi-Fiのみに依存していると、保護者との緊急連絡が途絶えてしまうリスクが生じかねません。

SIMフリーのスマートフォンを持参し、現地キャリアのSIMカードを購入するか、日本出発前にeSIMを設定しておくことが有効な対策です。

また、日本とフィリピンには1時間の時差があるため、毎日の連絡時間帯をあらかじめ家庭内で決めておきましょう。

水道水・学食の食事内容と衛生面への心構え

フィリピンの生水や水道水は衛生・水質上のリスクがあり、飲用に適していません。飲み水だけでなく、歯磨きで口に含む水や氷にも注意が必要です。

歯磨きには、校内に設置されたウォーターサーバーの浄水や市販のボトル入りミネラルウォーターを使用してください。また、トイレットペーパーは水圧や配管の細さにより便器へ流せず、備え付けのゴミ箱へ捨てる習慣が一般的です。

食堂のメニューは韓国料理や現地料理が中心となり、油分やスパイスの使い方が日本の食事と異なります。胃腸薬や整腸剤を持参して水あたりや食事の違いに備え、虫対策として虫除けスプレーも用意しておきましょう。

高校生向けフィリピン留学のおすすめ留学サービス3選

高校生向けフィリピン留学のおすすめ留学サービス3選

高校生のフィリピン留学では、未成年向けの受け入れ体制やサポート内容、目的に応じた学校選定が留学生活の成否を大きく左右します。

以下の3社は高校生向けの手配実績が豊富で、短期集中・試験対策、ジュニアキャンプ・中長期留学など、得意とするプランやサポート内容に違いがあります。

  • 【単身短期・試験対策】英語力強化と出発前学習に強い「StudyIn」
  • 【ジュニア・長期】中高生専用プランと手厚いサポートの「成功する留学」
  • 【夏休み短期】中高生向け定額プランで費用を抑えやすい「スマ留」

【単身短期・試験対策】英語力強化と出発前学習に強い「StudyIn」

StudyIn本気留学

StudyIn(スタディーイン)は、短期間での英語力向上や大学受験を見据えた試験対策に特化した留学サービスです。

4大スタイルのうち「短期集中」や「英検・IELTS対策」に強みを持ち、全寮制で日本人スタッフが常駐する高校生受け入れ校を厳選して手配してくれます。

最大の特徴は、出発前から週3回の無料オンライン英会話を受講できる点です。渡航前に基礎的な発話力を鍛えておくことで、現地初日からスムーズにレッスンに入り、短期間の学習効果を高められます。

※18歳未満の単身渡航サポート料(40,000円税別)が別途必要です。

無料相談・資料請求はこちら

【ジュニア・長期】中高生専用プランと手厚いサポートの「成功する留学」

成功する留学

35年以上の歴史と累計25万人以上のサポート実績を持つ成功する留学は、総合留学エージェントです。4大スタイルのうち、特に「往復引率付きジュニアキャンプ」や「中長期・休学留学」に強みがあります。

中高生留学専用の窓口を設けており、日本発着の同行ツアー手配から高校の単位認定相談まで一貫した支援を受けられる点も特徴です。

現地での24時間緊急日本語サポートや保護者への定期報告体制も整っており、安全面と手続きの確実性を最優先したい家庭に適しています。

無料相談・資料請求はこちら

【夏休み短期】中高生向け定額プランで費用を抑えやすい「スマ留」

スマ留

スマ留は、語学学校の稼働率を活用したシンプルなパッケージ定額制を提供する留学サービスです。

夏休みや春休みの「短期集中」プランに強く、授業料・滞在費・教材費・未成年サポート費を含めた明確な料金体系で、従来の最大半額となる費用感を実現しています。

現地オフィスや365日24時間対応の日本語緊急コールサポートを備えており、万が一の体調不良やトラブル時にも迅速に対応可能です。

中間マージンを省き、予算を抑えながら短期間の海外挑戦を実現したい高校生や家庭に向いています。

無料相談・資料請求はこちら

高校生のフィリピン留学に関するよくある質問

高校生のフィリピン留学に関して、本人や保護者から特によく寄せられる疑問と回答をまとめました。

疑問や不安を事前に解消し、納得のいく留学計画を立てるための参考にしてください。

  • Q1. 英語が全く話せない初心者でも授業についていけますか?
  • Q2. 高校生が1人で飛行機に乗って単身渡航できますか?
  • Q3. 高校生におすすめの都市や地域はどこですか?(セブ島など)
  • Q4. 1〜2週間の短期留学でも効果を実感できますか?
  • Q5. 日本の高校を休学せずに留学することは可能ですか?
  • Q6. フィリピンの治安は高校生でも大丈夫ですか?
  • Q7. 保護者は現地の子どもの様子を確認できますか?
  • Q8. 親を説得するためのポイントや準備は何ですか?
  • Q9. 高校生が応募できる奨学金制度はありますか?

Q1. 英語が全く話せない初心者でも授業についていけますか?

A. 完全な初心者でも受講できるレベル別カリキュラムを用意する学校があります。

フィリピン留学はマンツーマン指導が基本で、プロの講師が生徒一人ひとりの英語レベルに合わせて話す速度や教材を丁寧に調整します。

ただし、現地での限られた発話時間を最大限に活用できるよう、出発前までに中学レベルの基礎単語と英文法(中1〜中3)を復習しておきましょう。

Q2. 高校生が1人で飛行機に乗って単身渡航できますか?

A. はい、渡航日時点で15歳以上であれば単身での航空機利用と入国が可能です。

2026年夏期は、成田からマニラ・セブ、羽田からマニラ、関西からマニラ・セブ、福岡からマニラへの直行便などが運航されています。利用便は時期により変わるため、予約時に最新の運航状況を確認してください。

学校の空港送迎を事前に申し込める場合は、到着ロビーでネームボードを持つスタッフと合流し、寮まで移動できます。対象便・到着曜日・追加料金の有無も確認しておきましょう。

Q3. 高校生におすすめの都市や地域はどこですか?(セブ島など)

A. どの都市が適しているかは、重視する学習環境や留学の目的によって異なります

観光やアクティビティを楽しみつつ学校の選択肢を広く持ちたい生徒には、提携校の多い「セブ島」が向いています。

一方、治安と安全性を最重視し欧米ネイティブ講師の指導も受けたいなら経済特区内の「クラーク」、暑さが苦手で誘惑の少ない環境で勉強に集中したい場合は年間を通じて涼しい高原学園都市「バギオ」が候補です。

Q4. 1〜2週間の短期留学でも効果を実感できますか?

A. はい、1〜2週間の短期滞在であっても度胸づけや苦手意識の克服に効果を期待できます。

コースによって1日4〜8コマのマンツーマンレッスンを選べるため、1〜2週間でも平日を中心にまとまった発話練習が可能です。

文法力や総合的な語彙力を劇的に引き上げるには時間が不足しますが、「英語で自分の意思が伝わった」という成功体験は帰国後の学習意欲を大きく後押しします。

Q5. 日本の高校を休学せずに留学することは可能ですか?

A. はい、夏休みや春休みの長期休暇を活用すれば休学せずに1〜4週間の留学が可能です。

高校の出席日数や進級要件に影響を与えることなく海外生活へ挑戦できるため、多くの高校生がこの休暇期間を利用して渡航しています。

在籍校の年間行事予定表を確認し、終業式や始業式、部活動の公式大会と重ならない日程で留学プランを確定させてください。

Q6. フィリピンの治安は高校生でも大丈夫ですか?

A. 語学学校の敷地内では安全管理の対策が取られていますが、外出時は防犯ルールの徹底が必要です。

学校敷地内は外部から遮断されたゲート構造となっており、24時間警備員の常駐や門限管理など、リスクを抑える対策が取られています。

一方で、市街地ではスリや置き引きなどの軽犯罪が発生しやすいため、夜間の単独外出を避ける、多額の現金を持ち歩かないといった基本的な自衛意識を常に持っておかなければなりません。

Q7. 保護者は現地の子どもの様子を確認できますか?

A. 通信手段と学校の連絡体制を事前に整えれば、定期的に子どもの様子を確認できます。

現地のSIMカードやeSIMを用意しておけば、学生寮からLINEなどの通話アプリを使ったリアルタイムの連絡が可能です。

また、日本人スタッフ常駐校であれば、本人の体調不良や生活トラブルが発生した際に学校側から保護者へ状況が直接共有される場合があります。

毎日の連絡を希望する場合は、学校のスマートフォン利用時間や通信環境を申込前に確認してください。

Q8. 親を説得するためのポイントや準備は何ですか?

A. 単なる希望を伝えるだけでなく、「目的」「予算」「安全対策」をまとめた計画書を提示しましょう。

「留学したい」という気持ちだけでなく、「英検準1級を取得して大学入試の総合型選抜に活かす」といった明確な進路目標を説明することが大切です。

さらに、留学サービスから航空券や現地諸費用を含めた正確な見積書を取り寄せ、全寮制の警備体制を共有したうえで、渡航前の英語学習に励む姿勢を行動で示すと保護者の信頼を得やすくなります。

Q9. 高校生が応募できる奨学金制度はありますか?

A. はい、代表的な公的支援として「トビタテ!留学JAPAN」などの制度が存在します。

文部科学省が展開する「高校生等対象」では、14日以上の探究型留学が支援対象です。2026年度にフィリピンへ留学する場合、奨学金は家計基準内で月額12万円、家計基準外で月額6万円です(学校経由での応募・選考が必要/※2026年度募集は終了)。

これから準備を進める場合は、次回以降の募集情報を確認するか、各都道府県・自治体や民間育英財団が独自に実施している高校生向け留学奨学金を学校の進路指導部へ相談してみるのが有効です。

まとめ

高校生のフィリピン留学は、欧米圏と比較して費用を大幅に抑えながら、マンツーマン指導による豊富な英語発話量を確保できる魅力的な選択肢です。

短期集中、試験対策、ジュニアキャンプ、中長期といった4大スタイルから本人の目的や性格に合ったプランを選び、現地実費を含めた総額予算を把握したうえで準備を進めることが成功の秘訣といえます。

特に夏休みや春休みの人気校・高校生向け受け入れ枠は数ヶ月前から満席になるケースが珍しくありません。親子で希望条件を話し合い、信頼できる留学サービスへの無料相談から準備を始めましょう。

この記事でご紹介したおすすめ留学サービス一覧

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